中小企業の事業承継において、60歳台以上の経営者のうち将来的に廃業を考えている人が60％超、さらにその原因の30％を占めているのが後継者不足。このようなデータが帝国データバンクの『全国後継者不在率動向調査（2023年版）』には記載されています。
後継者難による倒産件数は過去2年連続で最多となり、後継者問題は経営者にとって存亡を掛けた重点課題となっていることから目を背けるわけにはいきません。
経営課題としての認識があったにもかかわらず、「後継者育成」に頓挫して承継に間に合わない為に廃業となるケースも目立ってきています。
経営自体は黒字化であるにもかかわらず、次世代の経営者となるべき人材を育てられないための廃業、今後可能な限りこのような状況は減らしていかなければいけません。
私たちは次世代を担う経営者候補の方に向けて、会社の状況に合わせた事業承継に向けたアプローチ方法のご提案と研修を行っています。
日本経営者団体連盟常任理事、経済団体連合会常任理事なども歴任し、藍綬褒章受章をはじめ、ルイジアナ州名誉州代表、ルイジアナ州名誉州務長官などに選ばれた経営者『金川千尋』は、経営者に必要な資質として以下の三点を挙げています。
- 「現状を正しく認識できる判断力」
- 「将来の姿を洞察できる先見性」
- 「現状を将来の姿に導く執行能力」
現状を正しく認識するためには、明確な判断基準を持たなければなりません。また、将来の姿を洞察しその姿に導くためには、常に市場環境の動向を把握するための情報源を得る必要があるのです。
興味を持たれた方は、是非お問い合わせフォームまたは電話にてご一報ください。
